インドネシア(ジャワ島・バリ島)旅行記2・ジョグジャカルタ

次の日、午前5時半に起きる。空港に行くのにGrabというタクシーアプリを使ってみた。UBERとは違い、クレジットカードを登録しなくても利用できるけれど、自撮り写真を登録しないといけないようだ。自撮り写真はアプリ内で起動されるカメラで撮らなければいけないので(しかも顔の位置をちゃんと合わせないと撮れない)、自分の写真でない画像をアップロードすることが難しい仕組みになっていた。空港までは、130kルピアほどで安い。乗っている時間は45分ほど。

途中の道も、ジャカルタ中心部と比べると廃れたような町並みだった。空港周辺は低所得者層が住む地域のようだ。

着いた時、130kルピアがなかったので、150kルピア渡そうと思ったらお釣りがないとのことで頑なに受け取らなかった。お釣りは要らないと言うと、だったら100kルピアで良いと言って去っていった。衝撃的だった。こんなことはインドでは絶対に起こらない。むしろ最初の値段より上がることが多い。お釣りは要らないと言っているのに受け取らず、まけてくれるとは。倫理意識の高い国民性なのだろうか。

空港に着く。空港は国際線に比べると国内線の方が、寂れている。清潔ではあるのだけれど、首都の空港らしい壮大さが無い。

エアアジアで、ジョグジャカルタまで行く。3000円程。安い。機内がどんな感じだったかまるで覚えていないが、特に不満はなかったはず。

ジョグジャカルタに着く。割と大きな空港。客引きが多いけど、2回ほど断るといなくなる。インドのデリーやパレスチナのベツレヘムのようなしつこさはない。

バスでマリオボロまで向かう。バス内では、進んで老人に席を譲る人がいたり、この国の人の優しさを感じた。しかし、めっちゃ揺れた。外の景色もジャカルタと比べると明らかに発展していない感じがする。インドよりは道路が舗装されているし、ゴミも落ちていないけど、砂埃が多くて、肺に悪そう。

マリオボロ通りの店。スリカンディ(マハーバーラタの女英雄)やラーマーヤナ(インドの叙事詩)と言った店名が目に付く。ヒンドゥー教文化の影響が強いことが察せられた。

マリオボロに着く。屋台が多く見える。モールでご飯を食べた。インドネシア料理かと思ったが、これは中国料理らしい。

本屋があるので覗いてみる。英語の本も多かったが、インドネシア語の本もあった。そして日本の漫画が大量に置いてある。一冊200円くらい。安い。

こっちは日本の漫画じゃないだろうけど、絵柄が明らかに影響を受けている。

ホテルで約束していたTwitterで知り合ったインドネシア人と会う。写真は載せないが、髭と髪がやたらと長い人で、他のインドネシア人から「イエス・キリスト」と呼ばれていた。母国語はジャワ語で、インドネシア語も流暢に話せる。ホテルの受付の人が英語があまり通じなかったので代わりに話してもらって助かった。しかし、現地民であっても、あまり旅慣れはしていないらしく、料金を聞く前に流しの人力車に乗ったりして、高めの値段を取られていた。(とは言え200円くらいだけれど)。私が代わりに払った。

夕食はホテルの近くのチェーン店らしき場所で食べた。バイキングのような形式だが、取る量は自由でしかも何を取ったかは自己申告制らしい。200円くらいだったが、インドネシア人の連れは、高いと言っていた。夕食が200円で高いという物価感覚なことに驚いた。自分は先日700円の夕食を食べたのだが……。

夜は、ワヤンをソノブドヨ博物館に観に行った。ここでは、毎日ワヤンを演奏しているらしい。2時間で、50円程度。安い。インドネシアはインドと違って外国人観光客は別料金というシステムが無くて良い。

ワヤンは演者が話す言語が古代ジャワ語なので、何を言っているのかは全くわからなかったが、音響はすばらしかった。建物の作りが音を反響しているのか、音に包まれているような感覚になった。人形の動きに合わせて、大きな音が鳴ったりするのはとてもよかった。観客はほとんど外国人で、中国人と欧米人が多かった。同行したインドネシア人はジャワ語が母国語らしいけど、全くわからないと言っていた。昔の貴族が使ったhigh javaneseは、ほとんど別の言語に聞こえるらしい。しかし、ジャワ人はワヤンなどはほとんど観ないらしく、ほとんど外国人向けの産業になっているようだ。同行した人も初めて観たと言っていたのが意外だった。

近くにワヤンのお店もあった。値段は結構高めだった。

次の日はボロブドゥールとプランバナンに行く予定だったが、同行するインドネシア人の友人を待っていたら結局プランバナンにしか行けなかった。

この時点で、インドネシアの人は割と、時間や約束にルーズだという印象を受けた。

昨日も待ち合わせで15時に着くと言いつつ、実際には16時だったし、今日は9時に来ると言いつつ、結局12時くらいになった。ジョンバンからバリに行く方法についても10時間以上かかると伝えたら、いや6時間で着くと言ってきたのでそれを信じたが、実際には10時間以上かかるルートしかなかったりした。

まぁ旅行中に怒るのもいやなので、流れに合わせることにした。

昼は、昨日会ったインドネシア人の友人二人と合流して4人になる。

朝ごはん兼昼ごはんはグダという牛肉も甘くしたものを食べる。美味しい。牛肉の缶詰を更に美味しくしたような感じ

ここでインドネシア人7人と合流して、結局8人になる。全員アニメ好きだったので、そういう話が出て弾んだ。メンバーの中にazkaといえ名前の人がいて、別の人が「こいつは惣流アスカラングレーだ」などといって笑いが起きた。車内には、コードギアスとか初音ミクやカードキャプター桜の曲が流れていた。

プランバナンは、道路が混んでいて結局行くのに1時間ほどかかった。

プランバナンは、古マタラム王国の寺院群の10世紀くらいに作られたらしい。インド本土の寺院と比べても違っているように感じるが、どちらかというと北インドの寺院に近い。王冠のような構造物がたくさん並んでいる。補修された部分もあるようだけれど、古い寺院のせいか、全体的に朽ちかけているように見えた。

王冠のような構造物。上部についているものはシヴァリンガのように見える。

帰りは、ご飯を食べる。同行した人ひとりの誕生日だったらしく、おごってくれた。何故誕生日の人がおごるのかわからないが、普通逆ではないかと思うのだが、インドネシアはそういう文化らしい。

牛肉料理だった。まあバーベキューのような味。昨日の夜ご飯もそうであったが、インドネシア料理は全体的に肉料理が多いように感じた。「インドネシアは島国なのに魚料理より肉料理が多いのは何故なんだ?」と聞いてみたが、インドネシア人は「わからない」と答えた。勿論肉と言ってもイスラム教国なので豚肉は無いのだけれど。

この後、中心地に向かうとお祭り状態になっていた。インドネシアの町は休日の夜は大体お祭りのようになるらしい。ドラえもんやらピカチュウやらハローキティのデコ車が走っていたが、絶対に版権の許可をもらってないと思う。

屋台でアイスと謎の生姜スープを食べる。

ジョグジャカルタの広場には、二つの巨木があって、その間を目隠ししたまま真っ直ぐ通り抜けられると、生涯の伴侶を見つけられるらしい。自分は二回やって1回目は全然ダメだったけど、二回目で成功した。しかし、伴侶は見つかりません。

この日は、ホテルに戻ると一時くらいになっていた。

電車のチケットを発券しなくてはいけなくて、駅まで行くのだが、出発駅でないと発券できないと言われ、別の駅に向かってようやく発券する。

ちなみに、そのやり取りはインドネシア人にやってもらった。

英語通じないので自分だったら詰んでいた可能性がある。

ホテルに戻りお風呂に入って眠ることにした。インドネシア人は朝に風呂に入って夜には入らないらしい。
同行したインドネシア人が自分を真似して、夜に入ったら気持ちよく眠れて驚いたと言っていた。

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