マハーバーラタ解説2:悲劇の英雄カルナ 今日はみんな大好きカルナのお話です。 カルナはインドの大叙事詩マハーバーラタの英雄の一人です。 その人気はマハーバーラタの代表的な英雄であるアルジュナに勝るとも劣らないほどです。 何故人気なのか? それはカルナの境遇について理解すればすんな... 2016.03.06
デルフォイの巫女について 1.序論 デルフォイの巫女「ピューティア」は歴史上世界に最も大きな影響を与えた巫女だと言えるでしょう。 ソクラテスがソフィストの啓蒙活動に至ったのもデルフォイの神託がきっかけだし、ペルシア戦争の際にペルシャ艦隊を追い払う事が出来たの... 2015.11.24
マハーバーラタ解説1:あまりにも巨大な書物 マハーバーラタはインドに伝わる二大叙事詩の内の一つです。 インドの叙事詩というと、荒唐無稽でカオスな神話というイメージが一般的ですが、マハーバーラタは(ラーマーヤナも)それだけの叙事詩ではなく、現代の人々にも通じる肉薄の人間ドラマ、深... 2015.10.10
ナマステ・インディア(東方学院公開講義) ナマステ・インディアで東方学院が講義を行っていたので聞きに行っていました。 聞きに行ったのは27日で26日のは見に行っていません。 間違いがあればご指摘いただけると幸いです。 お題は4つ。 1.日本におけるインド式討論 2.植... 2015.09.27
叙事詩と自然言語処理(マハーバーラタ1) 叙事詩と自然言語処理(マハーバーラタ1) 叙事詩、神話は著作権が切れているものが多く、ネット上にデータがごろごろ公開されています。 例えばここ あるいはこちらに 日本語の神話文献がフリーで公開されている場所は青空... 2015.09.21
旅行記(天龍寺、民族学博物館、ジャイナ教寺院) 旅行に行ってきました。 行った場所は 1.天龍寺(京都) 2.国立民族学博物館(大阪) 3.ジャイナ教寺院(神戸) です。 まず1.天龍寺ですが、ここには雲龍図という絵があります。 これですね。 ただ今... 2015.09.05
C88告知 告知が遅れましたが、3日目東S29a参加します。 予定していた古代インドが舞台のノベルゲームは制作が間に合いませんでした。申し訳ありません。 去年制作した古代ギリシャが舞台のノベルゲーム「らうりえの花」を持っていきます。 それ... 2015.08.14
東方学院レポ 今年度から東方学院でサンスクリット語を学ぶ事にしました。 東方学院はインド思想研究における重鎮中の重鎮、元東大教授中村元が創立した私塾です。 以下ホームページ ここでは主に仏教やヒンドゥー教のインド思想や語学が学べま... 2015.05.29
歴史小説アンソロジー世界史C参加(古代ギリシャ) 遅れてしまいましたが、史文庫の唐橋様主催の歴史小説アンソロジーⅡ『もっとあたらしい歴史教科書:世界史C』に参加させていただいたので報告します。 題材にしたのは古代ギリシャ(紀元前6世紀)、レスボス島の伝説的詩人サッフォーです! 以... 2015.05.09
人の褒め言葉としての「神」。一神教と多神教 日本人は人に対してよく神!って言いますね。 たとえば絵師に対して神絵師!などと言ったりします。 この説明として「日本人は八百万の多神教だからこういう言い方するけど、これ一神教のキリスト教ではありえないんだよー」というのをよく見かけます。... 2014.12.19